はちみつの品質管理
グリホサートにつきまして
8月16日に「Yahoo!JAPANニュース」に配信されましたニュースについて、お客様よりご不安を抱いたお問合せをいただいております。
アラタキ社より下記の回答をいただいておりますので、記載させていただきます。
・現在、弊社では個々のバッチ毎に、残留農薬の検査を実施していませんが、弊社は長年、ニュージーランド第一次産業省(MPI:Ministry for Primary Industry)が運営する、Nationwide residue sampling program(ニュージーランド国内の残留農薬サンプリングプログラム)に参加しており、今までに一度もその問題について、忠告や勧告等を受けたことはありません。
・今後は、ハチミツの採取期間中や、グリホサートの残留検査を定期検査の一環として、日常的に実施します。
・また輸出用商品については、船積み前に、残留農薬基準値以下であることを証明する為に、検査を実施します。
グリホサートの残留検査結果につきまして
・2020年、NewZealand Food Safety(MPI)は、ハチミツのサンプルにおけるグリホサートの残留検査結果を公表しました。同検査結果では、食品の安全性に関する懸念はなく、国際的な検査結果と比較できるか、または、同検査数値の方がより低いと示されました。
・同検査結果では、全ての小売用のハチミツから検出されたグリホサート残留値は、同残留基準値(1㎏当たり0.1mgまたは100ppb(0.1ppm)未満)に準拠していると示されました。
・MPIにより公表された(現在ではメディアでも発表されている)これらの残留値では、世界保健機関(WHO)の一日の摂取許容量に達する為には、5歳の子供が毎日約230kgのハチミツを摂取しなければならないぐらい低いものです。
・養蜂家の一員として、弊社でもこの問題を認識しており、農薬散布の必要性や農薬散布の近くの土地を避ける為に、土地所有者と頻繁にコミュニケーションを取り、巣箱の配置を考慮しています。
・また、生産者の一員としても、弊社でも容器詰めの際に、厳密な検査を実施しており、また残留基準値をはるかに下回っていることを保証します。
・要約しますと、検査されたハチミツは全く安全であり、同報告書でもそのように報告されています。
・弊社では、私達の大切な蜜蜂にとって、可能な限り自然のままの世界であることを求めていますので、自然環境におけるグリホサートの不適正使用を支持していません。
・ニュージーランド産のハチミツは、お客様にお召し上がりいただいても、何ら問題なく高品質です。
アラタキハニー社のハチミツ商品も、100%安全ですので、同商品をお使いいただいております、全てのお客様に、ご安心いただけることを祈念しております。
以上がアラタキ社よりの回答でございます。
8月24日付けにてニュージーランドより、グリホサートの検査結果を入手いたしました。
検査結果は下記の通りです。
上記の結果の通り、グリホサートは基準値以下のとなっております。
どうぞ安心してお召し上がりください。
日本での検査結果は、下記の通りです。
全てのレベルのマヌカハニーも検査しており、結果は全て同じです。
どうぞ安心して、お召し上がりください。
- 2020.10.17
- 16:07